現在の焼酎蔵では、設備も整っていて、新型ピカピカの蒸留器なども見かけますが、それとは真反対をいく蒸留器がこの「かぶと釜」です。

昔の記録に残っていたかぶと釜での焼酎づくりを見て、元エンジニアの大石酒造五代目の血が騒ぎます。 かぶと釜の模型を見るために地元の博物館に何日も通い、試作や失敗を何度も繰り返し、ようやく再現できた「かぶと釜」。 これで蒸留された焼酎は、他では味わうことのできない、香味豊かで個性のあるたいへん美味しいものでした。

白麹仕込みの「かぶと釜 鶴見」と黒麹仕込みの「かぶと釜 莫祢氏（あくねし）」。手作りにこだわる小さな蔵だからこそできた、かぶと釜蒸留の焼酎をぜひお試しください。