伝承のかめ仕込みがもたらす「複雑性」と「まろやかさ」が真骨頂
宮崎県の南東部に位置する港町、日南市油津。
この地で天保5年(1834年)に創業した「京屋酒造」では、伝統・伝承を大切にした焼酎づくりを行っています。
京屋酒造のつくりの特徴は、なんといっても“甕つぼ仕込み”です。醸造の全行程(一次仕込み、二次仕込み)を、肩まで地中に埋められた大甕で行います。約800リットルという、現代ではとても小さな仕込みのため大量生産はできませんが、外気の温度の影響を受けにくい環境で、じっくりとゆっくりと発酵させることで、京屋酒造の焼酎の「複雑さ」や「まろやかさ」が生まれます。
京屋酒造、その味わいの秘訣は原料にあり!
京屋酒造の焼酎づくりのもうひとつの特徴は、その原料にあります。
子会社の農業生産法人アグリカンパニーでは、約11Haの広さの畑で、主な原料となる「宮崎紅寿芋」を生産しています。
収穫される「量」よりも「品質」を第一に考え、農薬を使わず有機肥料を用いたつくりを15年以上継続しています。
また「合鴨農法」で栽培された米を、一部の商品の麹米として使用するなど、お客様の安全や地球環境に配慮した原料づくり、焼酎づくりを行っています。
□京屋酒造-画像ギャラリー
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